11月17日夜、角館南高校同窓会との共同主催で、内閣府男女共同参画局長で元県副知事の板東久美子氏の講演会が伝承館を会場に開かれました。
「お久しぶりです」と話し始めた板東氏は、角館・鷹巣間の100キロチャレンジマラソンにも5回の出場経験があり、秋田県を離れてからも角館には何度か訪れているそうです。
講演では、子どもをめぐる現状に触れ、日本の子どもたちは読解力が不足していること、メールはできるが相手の話を聞けないなど、コミュニケーションが不足
していること、地方でも安心して外で遊べなくなったことなどの問題点を指摘し、21世紀を担う子どもたちには「自ら考える力・豊かな心」を育てることが必
要であり、家庭と学校・地域が連携して役割分担をしなければならないと話しました。
また、秋田は落ち着いた社会で、子育ての力があるので、学校教育に地域の力を活用し、リーダーの育成ができるよう学校教育に地域の力を活用してほしいと語りました。